『うし』
2020-09-21


禺画像]
わたしたちが見かけるウシは、たいていミルクか牛肉をとるために育てられている。
 巨大な牛舎のなかで、横並びに繋がれているところは、テレビなんかでよく見る光景。
 ひたすらエサを与えられ、ミルクをしぼられる。
 そうやって暮らしているウシは、次第に額が小さくなっていくらしい。
 数世代経つと、脳が3割くらい小さくなっていくのだそうだ。
 逆に、放牧されていて、食べたい草を自由に食べているウシは、額の幅が広くなっていくという。
 うーん、なんか身につまされる話。
 アタマが大きくなるように生きなきゃね。
 小顔にも憧れるけど・・・それはまた別の話。

 (ロザムンド・ヤング『牛たちの知られざる生活』アダチプレス.2018)
[本]

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